Cross 03
強い視線とカラフルな色で描く世界
アーティスト Miwa
- #アート
- #デザイン
Cross 03
今回も株式会社美翔との対談を始めてまいります。Miwaさん、美翔の太田さん宜しくお願い致します。
太田:制作会社のワッカデザインさんとの継続的なお取引の中で、たしか2020年ごろに未経験採用で入社されましたよね?
Miwaさん:そうです!わたしは香川県の小さな町で介護の仕事をしていました。デザインという仕事はまったく未知の分野でした。「デザインの仕事がしたいな!」と思い上京してきました。
太田:いやほんとあの時はすごいなって感心した記憶があります。デザイン業界って大変じゃないですか、イロイロ・・・。
ソフト操作技術もそうですけど感性やその人の才能をフルに発揮する仕事だと思っていますし、その中でさらに顧客の求めるものを創造するのですから。
Miwaさん:たしかにそうですね。当時、入社したはいいもののデザインソフトはまったく使えない状態だったので体当たりで覚えるところから始めました。(先輩デザイナーさんの許可のもとデータを見させてもらったり)
確かにソフトを操るだけで手一杯の状態でした!ただ出来ないものが出来るようになっていく感覚がとても楽しかったのを覚えています。
太田:でもMiwaさんは当社の依頼も含めたくさんの素晴らしいクリエイティブな作品を提供していると思います。そんな多数の企業案件をこなしている中でアーティスト活動もされていたのですか?
Miwaさん:はい。通常業務と並行して作成していました!イメージが降りてきた時にその場でラフを描いたりしています。業務では依頼していただいた方に必要なものを考えて、アートの際は私自身の心の中にあるものを自由に表現しています。両者のバランスを取りながら、どちらも大事に取り組んでいます。たまに企業のプロジェクトで得た経験がアート活動を刺激することもあります。
夜や休日を使って絵を描いたり、デジタルアートや手描きの作品を発表しています。
Miwaさん:もともと気がつくと絵を描いているほうだったんです。学生時代の授業はほとんどらくがきをしていた覚えしかありません。
なぜこんなに描き続けるのか、、自分でも見たことのない作品に会ってみたいんだと思います。
太田:なるほどね~。だからこの作品が生まれるのですね。でもアイデアを考える?発想するのって大変ですよね?パッと浮かんでくるものなのですか?素人の質問ですみません。
Miwaさん:アイデアはいつもたまたま頭に浮かんでくることが多いです。一番うまくいった作品の制作エピソードは、ある日ある社員さんと会話しているときにその人の左肩に猫が乗っているような気がして、今描かないと形にできないと思い、社員さんとの会話を切り上げてすぐラフを書き上げました。描ける感覚に入れるときがあるんです。いつかその描ける感覚を自分でコントロールできるようになりたいと思っています。
太田:多くの作品は生き物がテーマになっているのでしょうか?それ以外にもあるのですか?
Miwaさん:おしゃるとおりです!私が描く作品はすべて目をもっている生物を、もっと話すと生物の視線をテーマにしています。(人間は何だかんだ邪念が入ってくる気がして人間以外の動物で作成)作品を見に来てくれた人たちと目を合わせてもらえるように作成しています!
Miwaさん:はい。今後は海外での展示を増やしていきたいと考えています。そのために活動の主になっているインスタの更新をがんばっていこうと思います。来年は、横浜と香港で展示予定です。
太田:ありがとうございました。当社はこれからもワッカデザインとの共同ワークを遂行しながら、Miwaさんの活動を応援していきます!
この度、Miwaさんの作品5点を株式会社美翔が購入いたしました。これらの作品の一部は、2024年9月23日~28日に銀座で開催されたソロエキシビジョンに出品されたものです。両者の友好の証として、今後も末永い関係を築いてまいりたいと存じます。
株式会社美翔/太田
美翔の太田と申します。
私たちは梱包作業やアッセンブリを通して、皆様に安心して荷物を受け取っていただけるように努力しています。
Miwaさん
様々な企業案件をこなしつつ今後のアート活動は海外での展示を増やしていきたいと考えています