
日本の物流業界が直面している「2024年問題」や労働力不足を解決する鍵として「パレット輸送」がかつてないほど重要視されています。物流全体のスピードとコストを変える「物流の共通言語」です。今回はさまざまな側面に影響を及ぼすこのパレットをキーワードに重要性を解説してまいります。
もくじ
なぜパレットが大事なのか?
パレットがあると、物流がぐっと楽になる。人が一つずつ運ばなくていい。
荷物が崩れにくい。積み下ろしの時間が短くなる。
出発点でフォークリフトでパレット積みし、納品地点でフォークリフトでパレット降ろしで納品できることが一番の理想です。結果として、早く・安全に・ムダなく運べるようになるのです。
また、いわゆるバラ降ろしは、コスト負担、長時間の拘束にもつながります。さらに、取適法も開始され、無用な作業負担を運送側に強いると法令違反にもつながるため非常に重要です。
1)安定性
・パレット単位で固定されるので、輸送中の荷崩れ・破損が起きにくい
・クレームや再出荷という最悪の二度手間を防ぐ
2)管理のしやすさ
・数量・在庫・ロット管理が一気に見える化!
・WMSとの相互補完関係で属人管理からの脱出
3)コスト構造の安定
・ただ単価が安くなるというよりは安定した予測が立つ
・作業時間・人員・輸送条件が標準化されるので、後出しの追加費用が出にくいメリットがある
4)注意点・不向きな場合
・小ロット・多品種=数ケースしかない、種別毎の箱がたくさんある
・ECの単品出荷=ラック管理になる
・形状が不揃い=積載するとガチャガチャになる
・緊急性だけが異常に高い=すぐに出荷がかかるなど
物流標準化に向けたパレット輸送を推奨します
標準サイズ「T11型(イチイチ)」は、経済産業省や国土交通省が推奨しています。1,100mm × 1,100mm サイズで日本の大型トラックの荷台サイズに最も効率よく収まる設計です。また現在保管倉庫においても基本的な取り扱いサイズとなっています。このパレットを使うことで、1パレット当たりの積載数の可視化ができ容易になます。
1)保管時のメリット
平置き保管、ネス・ラック保管が最大限に効率化されます。基本的にこのサイズでラックサイズも組まれているため推奨されています。また在庫精度も高まり保管管理コスト面においても効率的な費用算定ができます。
2)物流面
「何をどれだけ積めるか」はパレット前提で設計されるため 荷役時間、輸送効率が大きく左右されます。なによりもドライバーの負担軽減が一番大きく、荷役時間も圧縮されるため、1日の運行回数を増やすこともできたりするため効率的なのです。もはやバラ積みは嫌がられる案件になってきています。
パレットにはどんなものがあるの?
1)1100*1100プラパレ

標準規格のプラスチック1100*1100サイズです。
当社でもこのサイズを基準に保管運用しています。
2)木パレ

印刷に多く使われており、菊判/A判/B判といった印刷の規格に合わせたサイズです。
当社でも多く搬入・搬出で扱います。
3)レンタルパレット

JPRやSPR、uprが有名で、レンタルと回収を行ってくれる契約型のパレットです。
主にメーカー様や大手物流様が使われています。
パレット保管の有効性は?
1)在庫の見える化
・パレット単位で置くと、「何が・どこに・何パレットあるか」が一瞬で分かる
・棚番×パレット数で管理できるため、誰が見ても分かる
2)入出庫スピード
・フォークリフトで丸ごと動かせる
・ピッキング前の移動、ロケーション替え、棚卸し、全部が速い
2)保管効率
・段積みやラック保管が前提になるので、縦の空間を使える
・床置き在庫が減る=通路が広がる=安全性も上がる
パレット納品時に、倉庫や物流センターがよく求めてくること
1:1100*1100のパレットで搬入条件 →商品ははみ出してはいけない、高さの制約がある
2:納品時間が設定されている
3:搬入車両のサイズとパレット枚数
4:1パレットの積載ケース数と1ケースの入数
パレットで商品と取り扱うことはただ単純に「大きく送る・保管するための手段」ではなく、物流を設計できる状態に引き上げるための道具という考え方がございます。大切な商品・在庫を「資産」として扱うための最低限の形式でもあります。これからの商品在庫をパレットを活用して貴社の成長につなげてみるなら避けて通れないですね!!
現在BISHOでは、新WMSの開発を行い2026年に稼働予定です。
パレット×WMSであなたのビジネスの弊害になってる流通を一緒に見直しましょう!
※本コンテンツは株式会社美翔が独自の基準によって記事を作成しています。











