在庫発注・管理で差をつける!3つのポイント

在庫管理や発注の担当者になったとき、つい自社内の数字やスケジュールに意識が向きがちです。
しかし、保管や出荷を委託している倉庫の現場では、その一つひとつの数字が「作業」として動いています。
急な入荷変更、連絡漏れ、曖昧な指示——これらは倉庫にとっては小さな混乱の種。
積み重なると、現場の信頼を失い、結果的に自社の物流品質にも影響します。

「担当者×倉庫=一つのチーム」だと考えています。この記事では、倉庫業務を委託している企業と倉庫がともに”信頼される”ために押さえておくとスムーズに進行できる要点をお伝えします。

改善を進めるうえで大切なのは、「倉庫を外部委託先として管理する」視点から、「共に改善を進めるパートナーとしてマネジメントする」これを念頭においておくと良いのではないでしょうか。

よくあるお悩み事例

もちろんこれだけではないはずですが、さまざまな要因があります。物流はコストという考えが根強いですが、この時代はもうその考えは古く、今は業務を飛躍的にスマート化し、戦略的+事業への展開が可能になります。

1. 課題や要望を洗い出してみましょう

まず、自社がどのような課題をもっているか、どんな点に不憫を感じているか。

などまず業務進行上妨げになっていること、スムーズに流れていない部分を整理する必要があります。
ただこの問題は担当者さんだけで判断が難しいのも事実。倉庫会社の営業にヒアリングして持ったほうが良いのかもしれません。

2. 成果を一緒に出すために

在庫の精度向上も、コスト削減も、パートナーである倉庫側の協力が必要です。

そもそもその倉庫に委託することによって、どんなメリットが生まれるのかを事前認識しておくことが必要ですね。

3. 仕組み作りを一緒に

伴奏支援でシクミを考えていける先にお願いしたいですね。

いつも相談できる、システムだけでは解決できない問題などオーダーメイドで業務支援を行ってくれる先は今の省人化された時代、意外と少ないのかもしれません。でもそれを行ってくれる企業もあるはずです、いやあります。

最初に取り決めしておきたい項目

1.アイテム数(SKU)と当初在庫数のリストアップ
2. 発注・出荷のリードタイム、デイリー対応、ウィークリー対応にするか等
3. 発注方法、発注スキームの決定
4. 基本のピッキング・梱包費・資材費の決定
5. 基本配送費・配送便の決定
6. 月間保管費用の決定
7. 入庫方法、搬入先への入庫形態共有
8. 棚卸業務の方法、回数
9. 清算方法
10. 業務委託締結の有無

倉庫のアウトソーシングは実際委託を開始すると思わぬところで費用がかかってきたりします。また在庫保管は時期を経て増える傾向がございます。2年、5年と経過していくとスタートした時点では想定していなかった在庫量になってしまったりと、当初では算定できない、運用しないと判明しないことも多くございます。まず最初に保管計画は一緒に考えていくことは必要だと考えます。

株式会社美翔では、実現しにくかった保管案件でも、現在自社内で在庫しているお客様でも安心してご相談から進めることのできるよう専任の営業推進担当がご案内いたしますのでお気軽にまずはWebよりご相談くださいね。

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